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きゃばれ〜

久しぶりにロンドンウエストエンドでミュージカルを観た。どれにしようか悩んだが、たまたまテレビで丁度UKに来ているライザミネリーが出ており、彼女の歌に感動、なんとなく『キャバレー』が見たくなった。
キャバレーはロンドンでも時々上演されているメジャーミュージカル。小さいプロダクションから大きなプロダクションまで舞台は様々だが小さい舞台だと怪しさもひとしおになる。むかーしロンドンの小劇場でやったキャバレーはとっても「濃く」、ものすごーく怪しくてアンダーグラウンド的だった。
今回、私が観に行ったのは数年前から始まったウエストエンドミュージカル『キャバレー』。さすがそこそこの大きなプロダクション、一般客狙いで、「怪しさ」もわりと普通のレベルだった。
久しぶりのロンドン舞台観劇、アンダーグラウンド的な、すごーく独特の、あやしいものを見たい気もしてたので、普通すぎてちょっとがっかりだった部分もあったが、予想以上に素晴らしかった!大満足だった。すごく良かった。
それぞれのシーンが見事にうまく構成されており、場面の切り返しのうまさ、ダンサー、音楽の入り方のうまさ、原作をかなり変えてるのに訴えることはきちんと原作のまま訴えてて、とても良かった。
キャバレーはドイツナチスの話しを背景にした社会的、思想的な話しで有名だが、そのあたりも充分たっぷり入っており、見せ場や舞台の「間」がものすごくうまく、本当に楽しめ、感動した。
やはり材料がいいと、どう料理しても美味しいのと同じで、もとのストーリーにパワーがあるとどう演出してもパワーのあるモノになるのだな、と改めて感動した。「生」の舞台という、「ライブ」の力にも久しぶりに触れてそのパワーをもらった。
ロンドンでミュージカル鑑賞の予定がある方、ぜひ「キャバレー」を試してみてはどうだろう。